住宅の売却は、築年数が浅いほど高値で取引されます。高値での売却をしたいのなら、築年数が浅いうちに売却してしまうのがおすすめです。

これから、中古住宅の買取相場に築年数がどのくらい影響するのかを詳しくご紹介していきます。

高値での売却を目指すなら、築年数が浅いうちに

不動産の購入を考えている方は、築年数をチェックする方も多いです。ほぼ同じ条件で、A物件が築年数10年、B物件は20年だった場合、大体の方は築年数10年のA物件を選ぶことでしょう。よって、中古住宅買取をする不動産会社は、できる限り築年数が経過していない住宅の方を高値で買取する傾向にあります。一般的には、住宅は築年数が経過すればするほど価格も下がっていくという仕組みです。売ることに躊躇してしまうと、どんどんと価値が下がってしまうこともあり得るので、買取のことを視野に考えることも良いかもしれません。

これから、築年数でどれくらい中古住宅の買取相場が変動するのか、戸建てとマンションでわけてご紹介していきます。

戸建ての場合…

住み始めて10年経った頃…最初の段階で住宅の価値は急速に下がっていきます。築10年で新築の半分程にもなるため、築年数が1年違うだけでも売却価格が大きく変化する可能性もあります。築年数10年未満での売却を考えている場合は、少しでも高値で売却するためにも1年でも、1か月でも早く売却した方が良いでしょう。

その後、築年数が20年になってしまうと、木造の建物の場合、価値はゼロになってしまいます。(築15年で2割程度まで落ちます。)

中古住宅で売りに出したいなら、築20年が限度と考えておきましょう。

マンションの場合…

マンションは戸建てよりも価格の下落が緩やかです。築10年以内であれば、築浅物件の8割程度の価格で売却が可能です。また、土地開発が行われたエリアのマンションや駅に近いマンションの場合、条件によっては購入額を上回ることもあります。

その後、11年から20年の間に少しづつ下がっていき、7～6割程度の価格での売却となります。中には価格が下がると同時に購入を考える方も増加するため、20年以内には売却するのがおすすめです。

そして、20年から30年経ってしまうと4割ほどの価値になります。ただし、リフォームをしているかどうか、間取りが使いやすいかどうかなどで売却価格は変化します。

築年数が30年以上になってしまうと、マンションでも価値がなくなってしまうことが多々あります。また、建築基準法の改正があった昭和56年以降に建築されたものであるかどうかも価格を決定するポイントになります。

築年数が経過していたとしても高額で売れることもある！

戸建て・マンションなどは古くなるほど価値が下がっていきます。しかし、人気エリアにある中古マンションは、購入額を売上額が上回り、高値で売却できる可能性があるのです。また、戸建ての場合、建物ではなく、土地の価値が上がっていけば、取引時に下落の幅は低くなると思われます。ですが、購入額を売却額が上回る、というのはかなり稀なケースになります。基本的には、築年数とともに価値が下がっていくものとご理解ください。

松山市の土地家住まいるでは、中古住宅の買取も行っています。また、買取の場合は仲介手数料が必要ないため、その分得られる利益も多くなります。しかし、建物の価値が下がっていけば、得られる利益も下がってしまうため、築年数を確認しながら早めの買取をご検討ください。

中古住宅買取をご希望の方は、ぜひ『土地家住まいる』へご相談ください。